1953-06-25 第16回国会 参議院 厚生委員会 第4号
当初は十億円を以て医療金融金庫を作るということで我々も最後まで努力いたしておりましたが、最後に五億円で収まりましたが、その際の法制上の関係、いろいろな関係で赤十字、済生会が洩れましたことは非常に遺憾でありまして、この点我々は最後まで努力いたして参りましたが、一応現状といたしましては赤十字、済生会がいわゆる中小企業の範疇に入らないというような点もあり、一応外されておりまするが、今後はこの点はなお医療給付
当初は十億円を以て医療金融金庫を作るということで我々も最後まで努力いたしておりましたが、最後に五億円で収まりましたが、その際の法制上の関係、いろいろな関係で赤十字、済生会が洩れましたことは非常に遺憾でありまして、この点我々は最後まで努力いたして参りましたが、一応現状といたしましては赤十字、済生会がいわゆる中小企業の範疇に入らないというような点もあり、一応外されておりまするが、今後はこの点はなお医療給付
なお、かねて公立以外の一般病院、診療所の建物、あるいは設備等に対しまして、金融の道がとざされておつたのでありまして、これらの病院、診療所の整備をはかり、もつて国民医療の完全を期するため、かねて医療金融の道を開くことが要望されておりましたが、長期かつ低利の資金をこれらの面に融通の道を開きますことを政府といたしましても緊要と考えまして、いわゆる医療金融の道を開きたいと考えまして、当初は医療金融金庫というような
当初は御承知の通り十億円くらいの程度でいわゆる医療金融金庫を創設いたすことに実は努力をいたして参りましたのでありますが、何分にも本年度の予算編成に当りましては、厚生省予算の面におきましては他省の予算に比しまして各面に亘つて、これは比較的な問題でございまするけれども、予算の計上を相当、どう言いまするか、大蔵省に認めさして参りましたような次第でございまして、なお又一般的には今年度の予算編成にはいろいろな
ただ金庫を設けるということは、実は私も他の面において相当携わつたことがございますけれども、なかなか一つの金庫を設けることは問題もございまして、今回も医療金融金庫を設けるということが当初の考えでございましたが、それもできない。
その次の医療金融金庫への七億の計上でございますが、御承知のように医療機関につきましては、私立乃至法人立の医療機関であるものが相当整備をされることが医療の充実普及という見地から言つて極めて緊要なことは言うまでもないのでございますが、現実の問題としてこれらの経営主体が施設を増設し、或いは施設を改善するということについてはまあ金が要るわけでありますが、これを現実に市中銀行等から多額の融資を受けるということはその
それからその次の医療金融金庫に必要な経費、これも御承知のいわば多年の懸案に属する経費でございますが、これにつきましては申上げるまでもなく府県、市町村につきましてはこれはいわゆる起債がきくわけでございますが、その他の法人でありますとか、或いは私人でありますとか、そういつたようなものは一般の金融に頼らざるを得ない状況になつておるのでございますが、これが全般的な金融事情とからみまして、非常に難澁をいたしております
それから七十七番の医療金融金庫に必要な経費七億でございますが、これは昨年も一度要求いたしましたが、遂に実現しなかつた民間の医療機関の建物或いは医療機関等の整備費に対しまして、国が何らかの援助の手を差伸べたいという経費でございます。